静脈麻酔とは、腕の血管から麻酔を入れて貰う麻酔の方法で、静脈内鎮静法とも言う、歯科なのに血管に注射されちゃう麻酔です。
ちょっと期待してました、静脈麻酔。
私は某大学病院の歯科で歯の神経を取る時に体験しました。
そんな体験したくは無かったけど。
色々あって、そうなってしまいました。
大学病院のせいか、同意書みたいなのに、いくつかサインさせらせて、少しビビりました。
病院は建物全体が歯科で、とんでもなく大きな歯医者でした。
ちょっとした総合病院全体が歯科な感じです。
大学病院なので、学生さんがいます。
麻酔科医の先生と、その先生に付いてる学生さん。
根管治療の先生と、実際に根管治療をしてくれた学生さん。
治療前の問診も別の学生さんで、初々しい感じでした。
マニュアル通りの様な丁寧な問診。
静脈麻酔は血管に注射するんですが、麻酔科医の先生に付いてた学生さんが注射しようとしたのですが、全然出来ない。3回くらい刺されて、皮膚の中で針をぐりぐりされて、先行きが不安になりました。結局、麻酔科医の先生が注射してくれたのですが、
その時の注射の失敗跡は緑や黄色のアザになり、3週間くらい残りました。
もう注射の練習台にはなりたくない。
口腔内の局所麻酔は、また別の先生が打ってくれました。
麻酔注射のプロ?って雰囲気で、サクッと打ってくれました。
そして学生さんの治療が始まるんですが、もちろん横に先生が付いてますし、そこは問題無かったんです。
麻酔科の先生に、「怖いので眠らせちゃって下さい」ってお願いしてたんですが、
多くの患者さんは眠ってしまうらしいんですが、
自分、完全にシラフなんです。
静脈麻酔、全く効いて無いんです。
で、麻酔の先生がお薬追加してくれたんですが、、、
20秒位いい気分になって、直ぐに現実に戻って来てしまった。
口の中に打った局所麻酔は効いてるので、根管治療は順調に進んだのですが、
静脈麻酔は、ほんの少しの間(秒)だけいい気分になって、腕にアザが残っただけだった。
根管治療が終わって、麻酔科医の先生が「麻酔科としては、これ以上出来る事はありませんが、良かったらまた来て下さい」と言ってくださいました。
それって、MAX打ってほとんど効かなかったって事だよね??
麻酔科医の先生は「普通はしばらく休んでいただくんですが、大丈夫みたいなので、直ぐ帰ってもいいですよ」と。
それって、自分は注射痛かっただけだよね??
静脈麻酔って、そんなふんわりした麻酔なんだー。と、思いました。
まあ、全身麻酔なんかとは別物みたいだし。
眠ってる間に怖い治療が終わってる期待があったんですけど、自分はダメでしたー。
局所麻酔がちゃんと効いてるなら、静脈麻酔は要らないかな?と個人的には思いました。
歯科恐怖症の人なんかには有効みたいです。麻酔が効いたらね♡
ほとんどの人は眠ってるうちに治療が終わるって、先生は言ってたし。
私も眠りたかった。