認知症の母との電話、毒が多い、そんな事言う人じゃ無かったのに。
遠方に住んでる母の認知症の進行を遅らせるために、出来れば毎日電話しようと思っているのですが、最近結構辛いです。
まず、何言ってるのか話が全然わからない事が良くある。
まあ、私は人の話を聞いてなくても適当にふんふん相槌を打つのは得意なので、話はわからないけど、フンフン適当に相槌を打って、母が調子良く話してたら、「へー、凄いねー。」とか「大変ねー」などかなり適当相槌でも会話になってる雰囲気。
あと、とっくの昔に亡くなってる人が生きている様に話に登場する。
最初、びっくりして、怖かったけど、今は慣れて、ある筈のない話も「ふんふん」と聞いてます。
父の話によると、関東在住の娘の私も「さっき居間にいたけど帰ったの?」とか聞かれるらしい。
2年近くコロナ禍で帰ってないんだけど、母の中では家に来てるみたい。
なら無理して帰らなくても良いんじゃない??
生きてる人も死んでる人も混ざってる母の話は結構ホラー。
一番ヤバいのは、ブラックな話。
認知症じゃなかったら、絶対言わない、失礼な話や、タブーな話も、何でも言ってしまう。
例えば、私が「今度の帰省には文鳥も連れて行くから」と言ったら、
母は、「文鳥可愛いねー。前に家に文鳥遊びにきてんけど、チュンチュン言って、コロっと逝ってもうたわ。」←大阪弁
あのね、これから文鳥連れて帰る人に、「家に来た文鳥がコロっと死んだ」とか言う話普通する?
父に確認したら、そんな事実は無いらしい。
そう、母は認知症になってから作り話も多いのだ。
電話で母「今日午後から観劇に行くねん。」
私「えー!こんなパンデミック爆発中に?」
母「お父さんがチケット買ってくれたから」
ここでウソとわかる。
母の持病を気にしてる父がチケット買う訳が無い。
なんか、妄想の中で生きてるみたいな時もある。
まあとにかく、来月には二年ぶりに会えるから、楽しみです。
認知症の進行状況も怖いけど。
父だけに介護の負担がかかってるのをなんとかしたいんだけど。
父に「2ヶ月だけだけど手伝えるから」と言ったら、
「楽したら後がしんどいから何もしなくていい」って言われた。
それって実は今しんどいって事だよね。
三食作って仕事して買い物行って、しんどくない訳無いよね。
とりあえず2ヶ月滞在予定なので、どんな感じかトータル的に見よう。
親孝行全然出来てなくてごめんなさい。
出来る事を考えよう。
もし先が長くないなら、夫より親を優先したい。
でも夫も関東でひとりだと大丈夫かなぁ?
私が2人いたら、親元と夫元に配置するんだけどさ。
そう考えるのってうぬぼれ?自分無能なのに。
とにかく出来る事探してしよう。
価格:1,980円 |