前回撮影のレントゲン画像で心臓肥大と、不整脈を指摘された白文鳥キャスリンちゃん。
カチカチ異音発生時の動画を撮影して、先生に見て貰って来ました。
本人(文鳥さん)はお留守です。
今回、動物病院の先生はとっても良い人になってた。
前回は私が朝一番の患者でまだ気分が乗ってなかったのかもしれない。
朝イチ素でまだキャラ作れないよね。
で、動画の中の凄く小さいカチカチ音も無事聞いて貰えました。
聞いた瞬間、先生の顔色が曇る。
先生が言うには、
なんらかの疾患があるのは確実だけど、原因の特定はかなり難しい。
心臓肥大と不整脈があるので、それ由来の可能性が高いとは思う。
原因を特定する為に、削除法を使いながら色々な検査をしていく事は可能だけど、
鳥さんに負担のかかる検査もある。
どこまでやるかは飼い主次第。
そしてこれは先代の桜文鳥さくらの時の小鳥の専門医にも言われた。
辛い検査をしても原因特定が100%出来るかはわからない。
亡くなった後に解剖をしても死因が特定出来ない事もある。
検査をしても出来る事(治療)はあまり変わらない。
そう、小鳥には人間レベルの沢山の治療方法は無いのだ。(骨折なんかは治して貰えるみたいだけど、内臓系は難しい)
今回キャスリンちゃんは、今は幸いとっても元気で歌っているので、
この状態をキープする事を優先して大切にするのもアリだと。
全回貰った消炎剤がたまたま効いたのか、幸いカチカチ音は治まりました。
「消炎剤がたまたま効いた。」と言うのは先生の言葉です。
たまたまでも何でも治って良かったです。
そして先生の説明では、カチカチ異音がどんな状況の時に出やすいかを探って、
なるべく異音を出さない環境を作って行く。
例えば、暑いとカチカチ言うとか、寒いとカチカチ言うとか、異音を出す状況を見つけてそこを避ける。
今現在治っているのをキープ出来るようにする。
昨日今日のキャスリンちゃんは異音も消えて本当に元気なのだ。
朝から軽快に歌って、潜って遊んでます。
先生が言うには、「もし飼い主が希望するなら、更に積極的な検査もする。
心不全の投薬も出来る。」
そう自由診療なので、全ては飼い主次第なのだ。
飼い主は考える。
検査をして検査をして更に検査をしても、出来る治療はそんなに変わらない。
仮に心不全の投薬をするとする。
キャスリンちゃんはまだ4歳。
投薬を開始したら一生、心不全の薬を飲むと言う事だ。
飼い主はそれは望まない。
小さな身体にこれからずっと心不全のお薬は飼い主は希望しない。
もし心不全のお薬を飲めば異音は100%再発しないし、絶対心不全にはならず、長期間服用しても他の臓器にも全く影響の無い魔法の薬なら迷わず貰うけど。
上手く文章にまとめられなくて申し訳ないけど、
しばらく様子見しようと思います。
飼い主の考えでは、換羽で身体に負担がかかり、心臓肥大原因由来のなんらかの理由で異音が発生した。
換羽も終わりに近づき、消炎剤の助けもあり異音を出す疾患はいったん治った。
現在は元気なので、この状態を保てる様に気をつけて過ごす。
もしまた異音が発生したら、発生しない工夫を考える。(病院に行く)
キャスリンちゃんは今は凄く元気なので、このまま過ごせる気がする。
無駄に検査で負担をかけるより、キャスリンちゃんが人生を楽しく過ごせる様にしたい。
ただ、次回の換羽が怖いです。
次回の換羽は今回より一歳年を取っているから。
あと、正直に言うと、突然死も怖いです。
病気で苦しんで欲しくないです。
でも、まだ起こってない未来を悲観して過ごすのも時間が勿体無いので、
今を大切に過ごそうと思う。
キャスリンちゃんの幸せな時間を大切にしようと思う。
今回の動物病院、小鳥の負担も考えてくれるお金儲け主義じゃない良い先生だと思う。
ちなみに診察料は前回がレントゲン2枚、お薬込みで16,000円ほど。
今回は相談料で1,100円でした。
キャスリンちゃんは今この瞬間も歌ってます。
今日も潜り中のキャスリンちゃん。
換羽も最終段階の頭部。